超企業
な、なんだこれ…。
エントリーは…、まだ間に合うじゃないか。
僕はためらった。
絶対怪しい、怪しすぎる。
詐欺にせ馬鹿げた金額の初任給だ。
しかし、僕の今の精神的酔狂によりエントリーのボタンをすぐさま押した。
ていうか、こんな就活ウェブにこんなイタズラ、誰がしたんだよ。
そして、エントリー作業を進めるも、そこのエントリーシートは極めて普通だった。
僕は、手の込んだイタズラもあるんだなあ、と思いながらもしっかりと真面目にエントリーシートを記入していく。
特技、免許、学業履歴、さらにメールアドレス、すべて真面目に打ち込んだ。
最後に送信ボタンを押した。
すると携帯の方にすぐに返信がきた。