超企業

「え…?」




「な、なんて情けない顔してんの?あんた。」




「き、きみは?」





見覚えがあるようなないような女の子だ。






「キャメルよ!すっぴんだからって分からないの!?」





キャメル?龍崎キャメル?





化粧前ってこんな違うのか!?




「あ、ああ、君か。」




僕はなんとか立ち上がり、なぜか彼女を部屋にあげた。





ただなんとなく一人でいたくなかったからだ。
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