えんじょいぷれいんぐ!
そして放課後。
「なあ本当に此処なのか?」
「だって書いてあるよ..ほらここ」
僕と愛は何故かバスケ部のチラシに書いてあった通り生徒会室にやって来たからだ。
「生徒会室が体育館とか?」
「まじかよ」
ひそひそとドアの前に喋っていると徐にドアが開いた。
「あっ! ねえバスケ部見に来た感じの後輩ちゃん達?」
外はねのショートカットを揺らし愛と僕に掴み掛かる。
その顔は入学式の時に代表挨拶をしていた、生徒会長だった。
「えっ、あの此処ですよねバスケ部」
表情を引きつらせながら生徒会長に尋ねると「うん、だって伊織部長?だし」と満面の笑みで答えてくれた。
『ぶ、部長!?』
僕と愛はともかく、生徒会室内で待って居たらしいもう二人の新入生が目を丸くして同様に仰天していた。
「何、その反応ー、まあ中に入りなさいな」
生徒会長は変わらず笑顔で僕達に喋り掛ける。
これが私立水森高校バスケットボール部の歴史を新たに塗り替える序章とも知らずに。
「なあ本当に此処なのか?」
「だって書いてあるよ..ほらここ」
僕と愛は何故かバスケ部のチラシに書いてあった通り生徒会室にやって来たからだ。
「生徒会室が体育館とか?」
「まじかよ」
ひそひそとドアの前に喋っていると徐にドアが開いた。
「あっ! ねえバスケ部見に来た感じの後輩ちゃん達?」
外はねのショートカットを揺らし愛と僕に掴み掛かる。
その顔は入学式の時に代表挨拶をしていた、生徒会長だった。
「えっ、あの此処ですよねバスケ部」
表情を引きつらせながら生徒会長に尋ねると「うん、だって伊織部長?だし」と満面の笑みで答えてくれた。
『ぶ、部長!?』
僕と愛はともかく、生徒会室内で待って居たらしいもう二人の新入生が目を丸くして同様に仰天していた。
「何、その反応ー、まあ中に入りなさいな」
生徒会長は変わらず笑顔で僕達に喋り掛ける。
これが私立水森高校バスケットボール部の歴史を新たに塗り替える序章とも知らずに。