With 〜十字架と白薔薇〜






これでも、有名私立高校に通っている私は課題をさっさと終わらせた。





正直、早退遅刻欠席は当たり前だけど
健一郎さんたちが寄付金を払っているおかげで出席率は気にしなくても平気。





そのかわり成績だけはしっかりしようと思い、課題とテストはきちんとやる。





有名私立だから勉強のレベルは高いけど
私は上でも下でもない普通の成績。





「ふぁあ〜。」





なんだか今日は疲れた。





まだ9時だけど…寝ようかな。





明日、菜々に謝ろう。





そう思いながら
私はベッドへ行き、目を閉じた。





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