不死鳥
=2=
冠野夕羅・・・
俺の好きな人。
喋れないけど
凄く明るい子。
今はもう会えないけど
ズットすきなんだ。
佐々木瑠李 16歳
去年転校してきた俺は
今年高校2年になる。
彼女に出会ってから4年
ずっと冠野のことを考えていた。
「瑠李ー!!大ニュース!!!」
「は?なんだよ・・・」
「転校生くるんだって!」
「お前な・・・中学生じゃないんだから」
「馬鹿!かわいんだってよ!」
「しらねぇよ」
俺は冠野以外興味ないんだから。
「転校生を紹介するぞー!」
朝のホームルーム。
担任による転校生紹介。
「冠野夕羅っていいます。よろしくお願いします♪」
冠野夕羅か・・・
同姓同名なんて珍しいな
「冠野は佐々木のとなりな。」
「はーい。」
「よろしくね?佐々木君。」
目を疑った。
こんなに似ている人が居るのだろうか・・・
-ドクン
波打つ鼓動。
「ねぇ。佐々木君は知らないと思うかもしれないけど、私、貴方を知ってるの。」
「俺も・・・不思議だな・・・」
「不思議じゃないよ。私、不死鳥だから」
そう言って俺にピースする彼女。
-ドクンドクン
だんだん加速する鼓動
やっと自覚した。
あぁ・・・
隣に座っているのは
紛れもない
俺の愛してた人だ・・・
と
今日からまた
白いページがめくられる。
俺の好きな人。
喋れないけど
凄く明るい子。
今はもう会えないけど
ズットすきなんだ。
佐々木瑠李 16歳
去年転校してきた俺は
今年高校2年になる。
彼女に出会ってから4年
ずっと冠野のことを考えていた。
「瑠李ー!!大ニュース!!!」
「は?なんだよ・・・」
「転校生くるんだって!」
「お前な・・・中学生じゃないんだから」
「馬鹿!かわいんだってよ!」
「しらねぇよ」
俺は冠野以外興味ないんだから。
「転校生を紹介するぞー!」
朝のホームルーム。
担任による転校生紹介。
「冠野夕羅っていいます。よろしくお願いします♪」
冠野夕羅か・・・
同姓同名なんて珍しいな
「冠野は佐々木のとなりな。」
「はーい。」
「よろしくね?佐々木君。」
目を疑った。
こんなに似ている人が居るのだろうか・・・
-ドクン
波打つ鼓動。
「ねぇ。佐々木君は知らないと思うかもしれないけど、私、貴方を知ってるの。」
「俺も・・・不思議だな・・・」
「不思議じゃないよ。私、不死鳥だから」
そう言って俺にピースする彼女。
-ドクンドクン
だんだん加速する鼓動
やっと自覚した。
あぁ・・・
隣に座っているのは
紛れもない
俺の愛してた人だ・・・
と
今日からまた
白いページがめくられる。