この運命を奇跡と呼ぶならば。
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部屋を出た総司は桜を抱えて自分の部屋の襖を開こうと思ったが両手が塞がっているので器用に足で開け1度桜を床に寝かせると布団を敷いて桜を布団の上に寝かせた。



「桜ちゃん…」


そう言いながら涙のあとを拭いそっと頬を撫でると部屋を出て、先程の部屋へと戻った。









…桜を見る目に愛しさが籠っていたのは本人も気づいてはいないだろう。
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