この運命を奇跡と呼ぶならば。


「では、局長、副長。俺が桜に伝えてきます。」



そう言って立ち上がる斎藤を土方は止めるとそれぞれの部屋に帰るように言った。


「いや、いい。あいつも寝てるだろうから、今日は自分の部屋に戻れ。」

「はい。では、局長、副長、失礼致します。」

「じゃ、俺たちも帰りますか。」


それで、その場は解散となり、次の日を迎えた。
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