この運命を奇跡と呼ぶならば。
「バレている。それより、局中法度にこんなのがなかったか?‘私ノ闘争ヲ許サズ’。良いのか?」
「あ〜。それね。土方さんに言って正式な試合にするか…道場へ行く前に土方さんの部屋に行こっか。」
あまりの沖田の適当っぷりに思わず溜息が出そうになったがグッと飲み込み土方の部屋へと向かった。
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「土方、入るぞ。」
桜が中にいる土方に声を掛け、返事も待たずに部屋へ入ると
「返事を聞いてから入れ!!礼儀を覚えろ!」
土方が怒鳴ったが沖田も桜も気にした様子は無く早速本題へ入った。