大切なもの
言おうと思うと、
「恋華愛してる」
とか言われてしまって、
「うちも愛してる~」
とついつい言ってしまう。
烈のことは今でも好き。
だけどそれ以上に拓夢が好き。
だから、別れを切り出すのは辛い。
そんな日が何日続いただろう……………?
お正月が終わってもうすぐ2月になる。
その日は凄く寒い日だった。
「話って何?」
何も知らない烈は暢気だ。
「あの、えっと………」
「早く言ってよ。」
何かを察したのかいきなり冷たくなる烈。
「別ッ………れ……て……………くだ……さい。」
泣きながら言う私に烈は
「何で?」
と冷静に答えた。
「好きな人ができた…………ごめん。まだ烈のこと好きだけど……その人のこと烈より好きなんだ……………ごめんね。」
「恋華愛してる」
とか言われてしまって、
「うちも愛してる~」
とついつい言ってしまう。
烈のことは今でも好き。
だけどそれ以上に拓夢が好き。
だから、別れを切り出すのは辛い。
そんな日が何日続いただろう……………?
お正月が終わってもうすぐ2月になる。
その日は凄く寒い日だった。
「話って何?」
何も知らない烈は暢気だ。
「あの、えっと………」
「早く言ってよ。」
何かを察したのかいきなり冷たくなる烈。
「別ッ………れ……て……………くだ……さい。」
泣きながら言う私に烈は
「何で?」
と冷静に答えた。
「好きな人ができた…………ごめん。まだ烈のこと好きだけど……その人のこと烈より好きなんだ……………ごめんね。」