大切なもの
単純な奴って思うかもしれないけど、私は単純なんだから仕方ない。
翌日、学校へ行くと心亜が走って私のところまで来た。
「恋華おはよ~☆」
「心亜おはよ~朝から元気だね。」
私はあくびをしながら左手で口をおさえた。
「恋華ーその指輪どうしたの~?」
やべっと思いすぐに左手を自分の後ろに隠す。
「ね~恋華~~~~」
「これ~?……………拓夢が買ってくれたの~♪」
「え゛ーまじで!?よかったじゃん!!」
「うん!!」
その会話のせいか、この日1日2人のテンションは高かった。