大切なもの









そんな事を思いながら今日は和泉さんの別荘に行く日。






今日は拓夢の運転する車に乗っていく。



あっ!!


皆きた!!




「皆おはよー☆……………」



皆に挨拶をしたあと、
私のテンションは一気に落ちた。



その理由は…………




「おい烈!!おせぇぞ!!」




「うるせぇよ!!ゆっくり行きてぇんだよ!!」






れ……つ……


な……んで??





なんでいんの?


それに気付いた拓夢は、




「早く皆乗って!!もう出発するよ♪」




あぁ、、


私この人好き。




皆「早くしないとおいてかれちゃう!!」とか言ってる。




私はそんなこと言ってる暇なんてなかった。


なんでいるの?



その言葉だけが頭の中を回っていた。





「恋華~~着いたよっ☆」




気が付いたら、もう別荘についていた。




「えっ!?ん?あぁ、着いた着いたね☆」






「恋華可笑しいよ?」





心配な顔をして拓夢が私の顔を覗きこんだ。




それにカァァッと赤くなる私。




「なっ!!なんでもないよ!!」









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