大切なもの
―――記念日当日―――
拓夢は車で迎えに来てくれる。
もうそろそろ時間だ。
玄関に向かうと、車のドアが閉まる音がした。
ナイスタイミング!!
玄関を出ると、拓夢がいた。
「おはよう」と挨拶を交わして車に乗った。
「今日、恋華可愛いんだけど…いつも可愛いけど、今日ヤバイ///」
「拓夢こそ///今日は一段とかっこよくて………////」
1時間くらいして着いた、水族館。
入場券を買って中に入った。
「イルカショーが始まるから行くぞ♪」
私たちはイルカショーがやっているところまできた。
イルカショーが始まると皆「わーーー」とか言っている。
私もその一人。
「わーーーすっごい☆ね、拓夢すごいよ!!」
「だな♪」
拓夢も私にあわせてくれる。