大切なもの
「元カノからちょっと前に電話がきた。その時俺は知らない番号だったから誰だか分からなかった。一応でたらあいつだった。そしたらいきなり『烈。あたし里美(さとみ)。会ってくれなきゃ死ぬから。』って言われた。恋華に悪いと思って断った。『あたしが死んだら困るのは烈だよ?遺書に書いてやる。』的なこといわれたから……ごめんな?もう会わない!!だからさ、別れてなんて言わないで?」
あたしすごく大きな勘違いしてた。
あたしは涙が溢れた。