大切なもの






帰る前に近くの水族館に行った。


水族館の中ではしゃぎ回るあたしに烈は「子供みてえ―。」って笑ってた。


そんな彼を愛しいと思った。


たぶんそんなことを思えたのは初めてだと思う。



ショーを見てお昼くらいの時間になった。


みんなで集合してお昼を食べて旅館に戻った。


予めまとめてあった荷物を持って旅館を出た。



家についた時にはあたりは暗くなっていた。











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