大切なもの







あたしは思わず食堂の窓を開けた。


「烈!!どうだったの?」


烈を見るとピースサイン♪


「やった~♪」


と嬉しすぎて掠れた小さな声でガッツポーズをしながらいった。


そして烈は手をふって家に帰った。


「幹!!烈受かったって♪」


「よかったじゃん。」



ホントよかったよ。



それからは受験は終わったから会う時間が増えた。


けど...

時間は止まってはくれなかった。










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