君色
君心


心愛side



「ふぁ〜っ」



ドンっ



「ったぁ、だぁれ?」


ぼけーっとしてたら知らない人にぶつかってしまった。


「ってぇな、」


やば、悪い人そお。


「す、すすいません!!!!!」


「んぁ?…生徒か」


「…貴方も……でしょ?」


なにいってんだ、この人


「お前はアホか、俺先生だけど?」


「なにいってんですか〜、顔隠してるからわかりませんよ」


「これで信じる?」


髪をかきあげて見えた顔はとても美しく見えた、


茶髪で、目がぱっちりしてて…かっこいい…


「って、ぇ?始めてみた。」


「はぁ、あんた朝会で話聞いてた?俺、新人。二年三組の担任やんだけど」


「はぁ、…って、ぇぇ!?」



「話聞いてない罰だ、このプリント教室までもってけ」


「ふぁ〜い」


「なんだ、いい子じゃん」


そぅいいながらあたしの頭をぽんぽんと撫でてくる先生


ドキっ

なんでいちいちドキドキしてんだ



「べつにーっ」



先生に恋するなんてないし!
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