君色




翔side






なんだ、アイツは


ぁ、クラス聞きそびれた。ま、いっか



一つ深呼吸をして教室のドアを開けた。


「おはようございます。」



「きゃぁぁぁぁぁぁぁ♥︎」



うっせぇ


「今日からここの担任をやる、田崎 翔です。まぁ、お好きにお呼びください」


「しょーくんっ!!」


はぁ、?こいつら担任って分かってんのか?


ん、てかアイツいねぇな


違うクラス…だったのか


なんで俺がっかりしてんだ


「すぃません!」


「お前、遅刻だぞー」


「「ぇ?」」


「お前このクラスだったのか…まぁ、席つけ」


「ふぁーい」



「じゃぁ、授業始めるぞ」




なぜかうれしがってる自分がいる
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