バッドエンドの終わり方



「おせーよ。


何日待たせる気だボケ。」



え…?


あまりにも綺麗な彼の声に振り返る。



そこにいるのは誰だかわかるのに、悠斗と思ってしまう自分が憎い。


「優叶…


なん…で?」


そこには、数日振りにあう優叶がいて…


もう、会えないと思ってたのに。


しっかりと境界線をひいてたはずなのに。


なんで…なんで


目の前に優叶がいることに安心しているのだろう。






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