バッドエンドの終わり方


「あーもううっさいな!


あたしだって驚いてるのっ!!


この間3人で出かけた時から以上に奏人といるときドキッとしちゃって・・・


それで・・・それでずっと頭の中から奏人のことが消えなくて、気がついたときには・・・




好き・・・だった。」



顔を赤くしてうつむきながら言う伊織があまりにも乙女で思わず見とれてしまう。


でもそれならこの間出かけた時に伊織が見せた悲しそうな表情にもつじつまがあう。


そうとなればっ・・・!


「よかったね!!!伊織!


あたし、伊織から今までそういう話聞いたことなかったし、いつもあたしばっか悩み聞いてもらってて不安だったんだけど、奏人、いいと思うよ!!



あたし、応援する!」



あたしはいつか伊織に抱きついた時のように伊織に飛び込む。


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