バッドエンドの終わり方


伊織が珍しく恥ずかしそうだったから思わずからかいたくなったけど話題をそらされた。



そうしてあたしたちはめったにしない恋バナをしながら二人で通学した。



「チーっす、バカ。



伊織、今日は珍しく早いじゃん。


明日は雪かもな」



学校につくと、今日一番話題に上がった奏人がいた


隣にいる伊織を見ると




予想どうり、ゆでダコみたいに顔が真っ赤。



まさに、恋する乙女って感じだよね。



「うっ、うっさいなっ!


今日はたまたま早く起きただけなのっ!!」



そうやって奏人をカバンで叩く伊織をみてると可愛くて仕方ない。



奏人は「痛っ!」とか言いながらも嫌そうな顔はしてないし。




なんか、羨ましいな・・・


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