バッドエンドの終わり方

好きだから




「じゃあ、またね


悠斗くん、佳歩ちゃん」


十香さんの見た目にピッタリな洋風の可愛い家の前で、あたしたちは別れた。


結局あのあと十香さんと意気投合してしまい最初は気まずかった空気は最終的にあたしと十香さんの女子トークで大盛り上りだった。


でも、やっぱり辛い。


悠斗に彼女がいたこと、それが、”十香”さんってこと。


< 309 / 518 >

この作品をシェア

pagetop