バッドエンドの終わり方

【佳歩side】


翌朝、布団からおき身支度を整えたあと悠斗ママが作ってくれた朝ごはんを食べているとインターホンがなった。


悠斗ママが玄関にいくとそのあとすぐ聞こえ出すお母さんの黄色い声。



…きた。




きっと今、あたしのお母さんと悠斗ママは百合かと言いたいくらい抱き合っているのだろう。



しばらくすると二つの足音が近づいてきた。



「佳歩ー、おっはよー!」



…おっはよー!じゃないだろ。



この人の頭は大丈夫なのだろうか。


危機一髪で悠斗の家に止めてもらえたけど娘に泊まる場所も言わずに一人で熟睡してたあたしのお母さんは超ハイテンションであたしの目の前に現れた。






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