バッドエンドの終わり方


「おはよ・・・


随分と早かったね、これなら昨日のうちに来れたんじゃない?」


ましてや昨日あたしが行く必要だってなかったんじゃ・・・・



「まぁまぁ気にしない気にしないっ!


佳歩、それよりさっさとご飯食べちゃいなさいよ、それ食べたらもう行くんだからね」



どうしてうちの親ってこうも突然言い出すんだろう。


「昼って言ってたよね?」


「あっ、あれまちがえちゃってたんだよね」


そしてそこからテヘッ



「もういいよ・・・」



諦めたあたしはまず目の前の朝ごはんを食べることに専念した。
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