バッドエンドの終わり方


外に出ると涼しい夏風が髪を揺らす。


夏の夜ならではの蒸し暑さはもうなくて、秋に近づき始めていることに少し寂しくなる。


いつものルートをたどって、あの場所へ。


あの場所に近づいていくほど潮風独特の潮の匂いが鼻をくすぶる。








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