罪線〜an imitation〜

愛、刹那。

どうせ罪という泥を、身体中に塗ったくった俺らだ。

そのまま、非の打ち所がないこの犯罪を、俺らの物にする事にした。

主犯格は、もちろん頭のキレる平岡。

俺と宮内が実行犯。


……平岡の下に居れば大丈夫。


……平岡が俺らを導いてくれる。


……平岡は仲間だ。


そう、思っていた。


……が、


――


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