イタイのがスキ *

「守れてないよ。
だって、和幸くん今こんなに辛そうにさせてるのは優ちゃんなんでしょ?」


和幸くんは、また黙りこんじゃって


「私、和幸くんと浮気する!」


「え…?」


「私、和幸くんが好きなの…大好きなの。だから」


「ごめん、もうさっきの話はいいよ」


「私が…私が守るよ!!

和幸くんが辛くならないようにする。

優ちゃんなんて忘れさせてあげるからっ」


伝え終わった時には私の顔は涙でぐちゃぐちゃだった


和幸くんは、目を見開いて驚いていて

私も自分の行動に後から頬が紅く染まった




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