春夏秋冬
愛羽【りゅーきっ】
4組を覗くと、早くも人に囲まれている龍騎
友達作るの早いなーと感心しつつ、こっちに呼び寄せる
愛羽【美理がこのあと集まろだって】
龍騎【りょ…今行くから待ってて】
再び人だかりに戻ると、何やら話し込んでからむかってきた
愛羽【…相変わらず馴染むの早いよね】
龍騎【愛も早いほうじゃん】
愛羽【美理がクラスにいるから安心しちゃうんだよね】
龍騎【美理は愛以外に知り合いいないの?】
そういえばこの前幼なじみも朱鳥を受けた、って言ってたっけ?
愛羽【多分いると思う!】
龍騎【ふーん】
なによ、自分から話しふったくせにその相づちは
龍騎【いた】
龍騎は反対斜線にあるファストフードの席から手を振る美理を見つけた
愛羽【本当だー!行こッッ】
-カランカラン-
愛羽【お待たせ】
龍騎【よー】
美理【あ、愛の隣に荷物置かないでね】
愛羽【え、なんで…【美理ー】