★隣のヘタレの王子様★ ★完★
「か、顔ちかいっ!どいて。」
「やだ。話聞いてくれるまでどかない。」
真剣な顔して言わないでよ。
「やだ。」
「じゃ。どかない」
「なんで!?そんなの自己中じゃん!」
「うん。そうだよ。でも今、自己中しないとゆずちゃんにもっと嫌われる」
「意味わかんないよっ」
涙でてきちゃんじゃんかっ…
パチン
「へ?」
「なんで、開けちゃうかな…。プレゼントしようとしてたのに。」
頭をさわってついてたものを取って見ると
ハートの髪どめがついていた
「これ…。」
「いつも、ゆずちゃんに愛もらってるからお返し///」
「でも…あの箱に紙が」
隆次くんの顔が一気に赤くなった
「っ!ゆずちゃん///見たの?もしかして?」
「見た。」
さらに赤くなった
「外しといたはずなんだけどなっ…///」
「?」
「ゆずちゃんっ///ゆずちゃんのことが好きになっちゃいました…///」