301号室、302号室、303号室




「そういえば三木くんは、何で私のことが好きなの?」


「あいつと一緒に笑ってる中村さんを見て、絶対手に入らないって思ったら、なんか、好きになってました。」


「あははっ、何それ。三木くんって意外とM?」


「普通に、Mですよ。」


「いや、それはない!私のことからかって楽しそうにしてるし。」


「だから言ったじゃないですか、」


「ん?」


「中村さんは、特別だって」


「うっ・・・・」


「何度も言わせないでください。」


「あっ、照れてる!」


「は?」


「いや、ごめんなさい、嘘です!」





『落とされる』 end
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