Eメール
不思議な感覚だった。俺はまるでポストに吸い寄せられるかのように手を伸ばし…ゆっくり…ポストを開けてみる。
そこには……《携帯電話》が入っていた。
見たことねぇ型だな…。少なくとも俺のじゃねえ。
深い紺色をした携帯電話はとても魅力的で、俺は触れずにはいられない位ウズウズと体が疼く。
触れようとした時…
突然携帯電話は震え出す!!
「うおっ!?……?……??」
震えはいつまでたっても止まない。
俺に出ろって事か?
恐る恐る電話を持ち、通話ボタンを押して耳に当てた。
「…………………………………もしもし?」
いつまでたっても応答はない。
ちっ!嘘だろ?いた電かよ!面倒くせえ!
電話を投げ捨てようとした時、その振動の正体はアラームだった事に気が付いて更にイラつく。
ちっ!うぜぇな…。誰の携帯か調べてやる!
メインディスプレイには『Eメール』一件が届いていた。
「…………。」
黙々とそのメールを開く。
『はろー。霧島純也君。私はマコトです。よろしく。』
とても気持ちの悪い冗談だった。
俺の中の知り合いに“マコト”なんて奴はいない。
そこには……《携帯電話》が入っていた。
見たことねぇ型だな…。少なくとも俺のじゃねえ。
深い紺色をした携帯電話はとても魅力的で、俺は触れずにはいられない位ウズウズと体が疼く。
触れようとした時…
突然携帯電話は震え出す!!
「うおっ!?……?……??」
震えはいつまでたっても止まない。
俺に出ろって事か?
恐る恐る電話を持ち、通話ボタンを押して耳に当てた。
「…………………………………もしもし?」
いつまでたっても応答はない。
ちっ!嘘だろ?いた電かよ!面倒くせえ!
電話を投げ捨てようとした時、その振動の正体はアラームだった事に気が付いて更にイラつく。
ちっ!うぜぇな…。誰の携帯か調べてやる!
メインディスプレイには『Eメール』一件が届いていた。
「…………。」
黙々とそのメールを開く。
『はろー。霧島純也君。私はマコトです。よろしく。』
とても気持ちの悪い冗談だった。
俺の中の知り合いに“マコト”なんて奴はいない。