天才!Doctorはお父さん!
《私の部屋》
《梨々華SIDE》

コンコン

悠哉「母さん、入るよ。」

ガチャ

梨々華「ゲッホゴッホゲッホゴッホゲッホゴッホゲッホゴッホゲッホゴッホゲッホゴッホゲッホゴッホゲッホゴッホゲッホゴッホゲッホゴッホゲッホゴッホゲッホゴッホ「母さん!吸入!持ってきたから。」

梨々華「スゥーハァースゥーハァースゥーハァースゥーハァースゥーハァースゥーハァー。」

悠哉「母さん、どう?少しは楽になった?」

梨々華「うん。悠哉くん、ごめんね。」

悠哉「気にしないで。母さん、本当に父さんに伝えなくていいのか?」

梨々華「うん。悠くんがきいたら、学会から帰ってきちゃうからね。昔から、心配性だから。」

悠哉「それでも、こんなに苦しんでるのに?」

梨々華「なんかあったら、空と遥希くんとか勇大先生に頼むから。大丈夫よ。」

悠哉「母さん、なら、おじいちゃんには、知らせちゃだめなわけ?」

梨々華「勇大先生?いいけど…悠くんには伝えないように言っておいてくれる?」

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