天才!Doctorはお父さん!
《病室》
《梨々華SIDE》

悠くんにお姫様抱っこされて、家の中の病室に連れて来られた…。

悠斗「梨々。お昼になるまで、ちゃんと寝とけよ。俺は、ここにいるから。」

悠くんは、ベッドの隣の一人掛けのソファーに腰をかけ、私の手を握ってくれる。

梨々華「うん。」



《しばらくして》

胸の苦しさで目が覚めた。

梨々華「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ「梨々!吸入するな。息、吸ってーーー吐いてーーー吸ってーーー吐いてーーー吸ってーーー吐いてーーー。どうだ?」

梨々華「ふうーだいぶ、落ち着いたかな?」

悠斗「熱計って?」

梨々華「絶対?」

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