天才!Doctorはお父さん!
《梨々華SIDE》

目を覚ますと、学校から帰ってきたと思われる、悠哉くんの姿があった…。

梨々華「悠哉くん。おかえり。」

悠哉「母さん。起こしちゃった?」

梨々華「ううん。ちょうど、目が覚めただけよ。」

コンコン

ガチャ

悠斗「梨々、熱計って?」

梨々華「嫌。」

悠哉「母さん。計りなって。」

梨々華「う、ん。」


ピピー

悠斗「何度?」

私は、悠くんに体温計を渡す。

悠斗「39,5。さっきよりも、あがったな。」

梨々華「でも、ちゃんと寝てたよ?」

悠斗「少し、点滴追加するな。」

梨々華「痛い?」

悠斗「梨々が動かなければ。」

梨々華「悠哉くーん!助けてー。」

悠哉「梨々華。ちゃんと点滴してもらいな。俺、ここにいてやるから。」

悠斗「少しチクってするからな。」

梨々華「った。痛いよー(泣)」

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