天才!Doctorはお父さん!
《悠斗SIDE》

悠斗「梨々。手だけだから。右手出して?」

梨々華「うー。」

もうすでにないていて、悠哉に寄りかかる体制になっている。

悠哉「梨々華。大丈夫だから。」

そういえば、悠哉は、梨々の事、梨々華って、呼んでるな。
まあ、母親だけど、どっちが親かわかんないし、梨々も俺も若いから、呼び捨てでも構わないけどな。

悠斗「じゃあ、していくから。痛くなったら言ってよ。」

押した瞬間に叫びそう…。

俺は、梨々の右手をマッサージする。

悠哉「母さん。大丈夫だから。父さん、痛くは、しないと思うから。寝といたら?寝てたら、痛み感じないよ?」

梨々華「うん。」

悠哉は、的確な判断をしている。

悠斗「梨々。終わったら、起こすから。それにいなくならないから、大丈夫。」

梨々華「うん。」

< 57 / 94 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop