天才!Doctorは旦那さん!
《悠斗SIDE》

梨々の心配は意外と大きく、子供に遺伝が継がれないかを妊娠してから、ずっと、気にしている。

リビングで、梨々と二人で話していると、二歳になったばかりの、長男、悠哉が起きてきた。

悠哉「まま〜パパ〜おはよう。」

梨々華「悠哉くん。おはよう。顔、洗ってきな?」

梨々の声のかけ方は、さすが看護師というくらい、優しい。

悠哉「タオル、届かない。」

そうだった。タオルは、梨々のちょうどいい高さに置いてるから、まだ小さい、悠哉には届かない。

悠斗「じゃあ、パパも一緒に行くな。」

俺は、悠哉と洗面所の方に行って、タオルをとってあげた。


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