天才!Doctorは旦那さん!
《悠斗SIDE》

親父が出て行った後、梨々の診察しなきゃいけないのに、緊張する。

悠斗「梨々。診察するな。」

梨々の体が見えないように、聴診器を服の中にいれる。



悠斗「梨々。なんかあった?」

梨々「えっ?」

心臓が語ってる。

悠斗「心臓が教えてくれた。」

梨々「まあ、ちょっと。」

やっぱり、梨々は自分でなんとかしようとか、考えてるんだな。

悠斗「言ってみ?」

梨々「小児科の中野先生から、嫌がらせ的なものうけてる。それだけ。」

悠斗「院長には?」

梨々は首を横に振る。

悠斗「言いに行くぞ!梨々が、頼ってくれること、待ってるよ。龍太さんも、華恋さんも。」

梨々華「悠くんも一緒に来てくれる?」

悠斗「ああ。」

< 5 / 64 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop