あんなに仲良しだったのに
第2章 学校生活



<月曜日>

いつも通り…とは言えない学校生活が始まった。




私のクラスは陸上部員が1人だった。




心のどこかで、「よかった」って思っている自分がいた。




凜は…もう1人陸上部員がいるクラスだった。




もともとは、仲の良かった つくしと同じクラスだった。




今の2人は…一言も言葉を交わさない。




いや、つくしが無視しているから。




私は、つくしが分からない。




なんで、もともと友達だった凜を無視するのか分からない。




なんで?




私は、つくしに聞いた。
< 5 / 22 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop