キミにこの声が届くまで
キミと私の距離
恋歌side
顔も、性格も、勉強も、運動も、
普通。
すべて、友達と話して勉強して終わる毎日。
彼氏…は別にどっちでも良かった。
「なーに悩んでの!」
一番、心から笑える心友。
大野 歌織
可愛くて、さばさばした性格の子。
「ん、なんもないよ」
「そっかぁ〜」
どんっ
「ったぁ」
歌織が思い切り知らない男の人達にぶつかってしまった
「歌織!大丈夫??」
「ぅん…」
「てめぇら…」
「「…ぅ、ごめんなさい!」」
歌織と声を揃えて謝る。
「ぉい、俊。やめとけ、ごめんな」
「しゃーねぇな。許してやっか」
「ありがとーございます。」
「って…//」
歌織が固まってる
ふと男の人達の顔を見ると
結構なイケメン。
「…ほぉ、」
「なーに?ほぉ、って笑」
笑われた。
「笑わないでください!歌織、いこ」
「ぅ、ぅん!」
「まって!」
「なんですか?」
「アド、交換しよてか自己紹介してないじゃん」
「恋歌、十四歳。」
「…歌織、十四歳です…」
「俺、俊。十七歳」
「俺は、翔、十七だよ」
「しょーさん……//」
歌織は完全翔さんに惚れてる
「年上じゃないですか…」
「いーじゃんいーじゃん、」
そのままアドレス交換されて
お互い帰って行った。
〜夜〜
もぅそろそろ寝ようかな。
♪♪〜あの頃はまだ未熟でごめんね
着信がなった。
メールが二通
翔さんと、俊さん
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by翔
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用件…ヨロシク
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ちぃす、
ぇーと…たしか
れん…れん………なんだっけ?
まーいいや
言っとくけど
俺、今日の俺、いつもと真逆だかんな?
まぁ、よろしく!
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いみわかんない
名前覚えないって…
二通目
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by俊
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用件…よろ
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ちゎ
ぇーと、恋歌?だったよな。
今日ちょーガラわるかったしょ?
俺、ほんとはちょー優しい奴だかんな!?
そこんとこ覚えとけ、!
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なんだ、名前覚えてんじゃん。
恋…ありえないありえない
相手は年上。
絶対ない。