運命という名の恋

「俺は剣城千里。
(つるぎせんり)
今から婚約者のとこ行く。」

目の前の男はそういった。

「会ったことあるけど
顔も名前も知らない…。」

「大丈夫。そいつな、
柊蒼月言うんや。
(ひいらぎあつき)」

「柊…蒼月??」

婚約者の名は
柊蒼月というらしい。
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