運命という名の恋

車から出ると…

うわぁ、すっごい豪邸…

これが初めの印象だった。
すごくすごく大きい。

「こっちこっち!」

そういって私は
剣城くんについていった。



―――――――――――――


「千里おっそいなー!!
もー!!」

中に入って
しばらく歩いていると…
声が聞こえてきた。


「いや、普通やろ!?」

「あ、やっと帰ってきた!!」

「おかえりなさい」

「ぁ!!」

すっごい可愛い顔した
美男子が私のところに来た。

「唯無だよね!?
僕は駆!!七瀬駆!!
(ななせかける)
よろしくね♪」

「小蝶唯無です。」

「同い年なんだよ~♪
だから敬語なしで!!
駆って呼んでー」

「そーなの??
駆くんよろしくね」

「うわぁーーー
駆うらやましー
俺なんか呼んでくれんー」

「そりゃー千里年上だから。」

「1年恨む…」

「じゃ、じゃぁ...千里くんで」

「うわぁ!!めっちゃ嬉しいわぁ!!」

「もーみなさん
唯無さん困ってるじゃないですか」

「えっそんなことは!!」

「来て早々すいません
杉浦司といいます。
(すぎうらつかさ)」

司くんは
しっかりしてるけど
年下で身長も私より少し上ぐらい。

「よろしくね」
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