運命という名の恋

それにしてもこの部屋…。
1人ではもったいないなぁ…
広すぎても寂しくて
落ち着かないんだけど(笑)

「おじゃまします…」

「おう。じゃましろ」

「………ん??」

目の前に立っていたのは…

「えぇぇぇぇっ!?」

いきなりファーストキス奪って
舌までいれてきた変態ではないか!!

「おぃ、全部まるぎこえだ」

「なんでここに!?」

「しらねーの??
 ここ俺の部屋」

「…なっ!!」

「よろしくな、唯無♪」

さ、最悪。
私はどうなるのだろうか。

――――――――――――

「んー…」

なんか私、この人といると
いつも悩まされてる気がするのは
気のせいだろうか…。

「一応、ごはん作ったんだけど…」

目の前にいる男…
――――――柊蒼月。

この男は…
ソファーで寝ている。

寝るの早くない??
寝すぎでしょ。

そう思いながら私は
起こそうか、1人で食べようか
迷っていた。
< 33 / 81 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop