運命という名の恋
それにしてもこの部屋…。
1人ではもったいないなぁ…
広すぎても寂しくて
落ち着かないんだけど(笑)
「おじゃまします…」
「おう。じゃましろ」
「………ん??」
目の前に立っていたのは…
「えぇぇぇぇっ!?」
いきなりファーストキス奪って
舌までいれてきた変態ではないか!!
「おぃ、全部まるぎこえだ」
「なんでここに!?」
「しらねーの??
ここ俺の部屋」
「…なっ!!」
「よろしくな、唯無♪」
さ、最悪。
私はどうなるのだろうか。
――――――――――――
「んー…」
なんか私、この人といると
いつも悩まされてる気がするのは
気のせいだろうか…。
「一応、ごはん作ったんだけど…」
目の前にいる男…
――――――柊蒼月。
この男は…
ソファーで寝ている。
寝るの早くない??
寝すぎでしょ。
そう思いながら私は
起こそうか、1人で食べようか
迷っていた。