運命という名の恋
「なんなの本当ー」
「蒼月のばかーっ!!」
寝室に入ってしばらくして
私は叫んだ。
寝室は思ってた通り
広かった。
てゆうかここすごい。
ベランダ…広い。
「さ、寒い…」
今は秋だ。
でも、寒い…。
「まだ寝てなかったのか、風邪ひくぞ 」
「きゃぁぁぁぁぁぁああ!!」
ぬくもりが私の体を包んできた。
「なんでそんな驚く(笑)」
「あんたねぇ
もうちょっとましな
声のかけ方できない!?」
「普通だろ」
真顔で、冗談を言う。
いや、冗談じゃないんだろう。
「…これは私が慣れるしかないか」
「ん??なんか言ったか??」
「ううん、なんでもないよ
クスッ…」
蒼月のしかめた顔が可愛くて
思わず笑ってしまった。
「変なやつ」