運命という名の恋
◆第2章◆
私立帝国高等学園。
舞花、樹、花音、葉月の
母校でもある高校。
本当はここに通う予定にしていなかった
小蝶唯無。
柊家に来た以上。
通わなくてはいけないことがわかり、
入学届けまで出してくれていた。
今日から始まる新しい生活に
唯無は胸を弾ませていた。
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制服が用意されてるみたい。
駆くん達が取りにきてって言ってたし...
行こうかな...
横ですやすや寝ている彼。
このままほっとくのも
どうかと思ったけど
「後で起こすね」
そう言って私は部屋をでた。