運命という名の恋

無駄な運動は避けたいが

助けなければと悩んでいると
声が聞こえた

「蒼月は誰のものでもない」


この女。


そう思って俺は反射的に体を動かした


いや、勝手に動いた、とでも
言うべきか…??

「彼女を離せ」

その一言を俺は女たちに言った

その瞬間、黄色い声があがった

「黒崎陵様!!!!!!」

「本物!?」

「このあと暇ですかー?」

「メアド教えてください!」

「…うるさい」

俺は思ったことを言っただけなのに

女たちは顔を赤らめて
小蝶唯無に謝りながら出て行った。

意味がわからない

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