運命という名の恋
「もぅ、朝かぁ」
ふぁっとあくびをして
蒼月の体を揺する
険しい顔をして目を開ける
視界に私が入ると
優しく微笑んでくれる
それが嬉しかった
いつも思ってた
婚約者ってどんな人だろうって
本当蒼月が婚約者でよかったって
思える、この時が嬉しい
って!!
そう思ってたら突然抱きしめられた
「ぁ、蒼月??」
「おはよ」
「おは…むぐっ!!ぅーん!!ぅーー」
おはよって言おうとしたら
手で口を塞がれた。