【短編】影とフェンス
第2章
「そぅ、じゃあ宜しくねパシリ君。
…ッて訳にもいかないわね。
名前は何て言うの??」
「ぇと…名前は戸田純、年は17才。」
「へぇー同い年か。私は田中美帆。
ジュンって呼ぶから、
私の事もミホで良いよ。」
この日から病院での妙な生活が、
決定したわけだ。
「ジュンは隔離病棟に行った事あるの??」
「ど、どうして??」
「いゃ、さっき隔離病棟って言葉に、
反応してたみたいだから。」
「行った事あるよ…」
僕は思い出さない様に思い出さない様にと、
まるで割れ物を扱う様に、
ソノ言葉を置きに行った。
「へぇー私、行った事無いんだよね。
どうだった??」
ミホは見事に割れ物を割った。
本当にミホは、
精神病院の患者なのだろうか…
…ッて訳にもいかないわね。
名前は何て言うの??」
「ぇと…名前は戸田純、年は17才。」
「へぇー同い年か。私は田中美帆。
ジュンって呼ぶから、
私の事もミホで良いよ。」
この日から病院での妙な生活が、
決定したわけだ。
「ジュンは隔離病棟に行った事あるの??」
「ど、どうして??」
「いゃ、さっき隔離病棟って言葉に、
反応してたみたいだから。」
「行った事あるよ…」
僕は思い出さない様に思い出さない様にと、
まるで割れ物を扱う様に、
ソノ言葉を置きに行った。
「へぇー私、行った事無いんだよね。
どうだった??」
ミホは見事に割れ物を割った。
本当にミホは、
精神病院の患者なのだろうか…