俺は、兄貴と同じ恋をした
こんなやりとりをして数十分。
部屋のドアがゆっくりと開いた
「遅れて、すみません、」
入ってきた女がそう言うと、
男達はこの女に釘付けになる。
ナチュラルなメイクに綺麗な黒髪。
申し訳なさそうに喋るその声は透き通っていて綺麗だった…
私服もなかなかいいな。
___あぁ…俺は、こういう女が好みだったけな…
そんなことをボンヤリと思い出す
でも、どうせコイツだって……
________それが、お前と俺の、最初の出会いだった______