俺は、兄貴と同じ恋をした
隣の席には天敵が 【律花 side】
入学式が終わり、今は教室。
ふー、
カッコよかった…
先輩…
きっと、凄くモテるんだろうな
ファンクラブとが普通にありそう…!!
私には、
一番届かない存在、だな____
「よぉ」
「?!?」
ぽけ~っとしていると、
どこがで聞いたことのある声が
隣からする…
アイツではないことを祈りながら
横をみる
________あの、変態大魔王が、こちらをみてニヤついていた。
「な、なんで?!
なんでアンタが私の隣に?!」
コイツの苗字は《あ》で始まるから、
《さ》の私とは隣にならないはず。
「あぁ、交換してもらった。」
「はぁ?!」