俺は、兄貴と同じ恋をした



「は?!


ちょ、意味わからないっ」




天沢がなんでそんなことを聞くのかがわからなくて混乱する

それとも…




この整いすぎた顔が目の前にあるから…?





しばらく無言のコイツ。







ガラッ______………






すると、まるで天沢が喋りだすタイミングを知っていたかのように
さえぎりながら開く音がする






「_______仁大?」






初めてそばで聞くマイク越しじゃない声。そこにたっていたのは







一週間ぶりに見る、天沢のお兄さんの姿だった_________
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