俺は、兄貴と同じ恋をした

スキナヒト 【仁大side】


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資料室でアイツと会った後


俺は午後の授業をサボることにした…




一人暮らし中のマンションへ帰る道の途中。

草の中でなにかが鳴いた





「______お前も…一人か?」







「ミャァ…」







タオルが入ったダンボールに入れられた、泥で汚れている猫がいた





「………」



そっと猫を抱きかかえる


どうせ、一人暮らしだし。


俺はこの猫を飼うことにした



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